Beautiful way of life

〜本来の可能性を引き出す、美しい生き方〜

着物・帯一つに込められている蚕の命・職人さんの技術。

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先日、着付け教室のメンバーで、帯工場へ勉強に。

 

様々な学びがあったのですが、一番イメージが変わった事。

それは、「着物・帯ができるまでの制作プロセスのもの凄さ」です。

 

絹は蚕が吐き出す糸からできている事はもちろん知っていますが、カイコが吐き出した糸から、着物・帯ができるまでのプロセスを改めて聞いた時に、この目の前にある商品が完成するまでに、多くの蚕の命が断たれていること、そして多くの技術を持った職人さん達の思い・技術が詰まっている事を知りました。

 

蚕は3日間かけて、自分の家(繭)をつくります。

人間は、絹を取るために蚕が蛹化して繭を破って出ようとする前に繭のまま冷凍して蚕を殺し、お湯に通して絹を取り出しやすい状態にするんだそうです。

 

着物一反には、一体何匹の蚕の命が必要だと思いますか?

おおよそ、約2800匹ぶんの繭玉が必要だそうです。

 

蚕さんのお命を頂戴して、素晴らしい技術を持った職人さんが一つずつ織っていく。

とてつもない贅沢がそこにはあります。

 

今までも、私の思う範囲で感謝して着させてもらってはいましたが、その思いを遥かに凌ぐ深い世界がこの一つの商品の中に込められている事に感動しました。

 

「命を頂いている」という気持ちで着物を着る事。

次回着物を着る時は、いつもより更に気を引き締めて、その美しさを纏いたいと思っています。

 

 

「変化」を加速させる、アロマという道具

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まず、考えてみて下さい。

 

「今の結果に満足できない!もっと素敵な生き方がしたい!」って思ったら、みなさんは何を変化させようと思いますか?

下記のような、表情・言葉・行動の変化がまず頭に浮かびやすいのではないでしょうか? 

  • 「そうだ、お洒落して違う自分になろう!そしたら、皆からの私の評価は変わるかもしれない!」
  • 「旅行して気分転換し、ストレスを解消しよう!そしたらもっとやる気が出るかもしれない!」
  • 「仕事を変えよう!もっと私に合った仕事があるはずだ!」
  • 「どうしても合わない人がいるけど、関係性良くするためにはもっと我慢強くならないと・・。そのためには笑顔が大事だ!」

 

私自身、そういった変化を繰り返していた頃も長くありました。

だけど、「楽しい!感動!ワクワク!」で心が動く事は一瞬で終了!

継続しないし、本当の自信感ってつくれない。

継続して湧き上がってくるような熱い日々のエネルギーをどうセッティングしていけばいいのか分からず、悩んでいました。

 

 

それはなぜなのか?

その理由は、目の前の結果や現象を変化させようとしてしまっているから。

変えるべきは、その結果・現象を生み出している原因なのです。

 

 

原因とは、「自分の外」ではなく「自分の中」にあります。

「自分の中」を見ようとすることはそう簡単ではありません。

それはなぜなのか?

  • そもそも、自分で「自分の中」を見ようとしても、自分で見れる範囲しか見る事ができない。
  • 良いポイント的まで見えたとしても、結局自分の生きて来た中で作ってきた判断基準を道具に対応しようとするので、その判断基準の限界を超えられない。
  • 感情を整理できない。

 

「自分の中」の変化を邪魔するもの。

沢山ありますが、今日ひとつ取り上げたいのは「感情」です。

 

「感情」とは、とても素晴らしいものだし、なくてはならないもの。

だけど、この強烈な力を甘く見てはいけません。

 

 

内面を観ていこうとする時に、このようなパターンに遭遇したことがある人はいませんか?

  • 「あの時、私がもう少し大人なな対応をする事ができれば良かったのかもしれない。もう少し気をつけよう!でも、あの態度は許せない!!何様のつもり??なんであんなやつのために、私が頑張らないといけないの?」
  • 「そこを変化させればいいは分かっているし、同じパターンをいつも繰り返している事も自覚している。だけど、そこを観ようとすると、心が辛くなってやりきれなくなってしまう。」
  • 「あー、もう何もやる気がしない。寂しくて変化とかに向き合ってる気力もない。」
  • 「どうせ私には乗り越える事はできない。なんとか自分のできる限りで切り抜けるしかない。」

 

このようなケースにどう対応するためには、まず変化を邪魔するこの「感情」を整理する道具を知る事が大事です。

私は経験を通して、伝えられるのは2点です。

 

 

感情を整理する道具とは?

私は、自分自身の変化に2つの道具を活用してきました。

  • 認識の変化

       この変化は、最強!

  もう10年近く認識技術を活用してきましたので、書きたい事が山ほどあります。

  継続的に、ブログで書いていきますね✨

 

  • 感情をとかしていくアロマの活用

  最近出会って、薬剤師という職業柄、かなり興味を持って活用し始めました。

 

 

 アロマという道具を活用することで、変化スピードを上げる!!

アロマは、単に香りが気持ちが良い。癒される〜!というレベルの道具ではありません。

エネルギーを調整することができる道具です。

 

エネルギーを調整することができるとはどういうことか?

意識・無意識を生み出す、その素材がエネルギーなので、意識・無意識を調整できることに繋がります。

 

 人間を変化させるためには、最終的には「観点固定」に勝負するしかないですが、その核となる「観点固定」の周辺に壁を作っている感情を溶かしていかないと、なかなか勝負ができる状態までいきません。

 

タマネギでイメージすると、タマネギの中心が観点としたら、その周りの一枚一枚の皮が「感情」です。

この一枚一枚の皮を剥がさないと中心にいけないのと同じです。

 

観点の変化に、教育技術の理解によって到達することも可能です。

ですが、理解の度合いによって、その人のキャラクターや抱えている感情の皮の厚さによっては、なかなかハードです。

ハードで離脱してしまう人も多いのが実情です。

 

それに対して、その人に合ったアロマを活用する事を通して、壁となっている感情(タマネギの皮)を溶かし、少しずつ小さくしていく事を通して、観点まで到達しやすくなります。

内面を観る時に出てくる感情の抵抗や壁が小さくなり、核心となる自分の観点の固定に切り込む事が可能になります。

 

 

私も、今まで様々な人に出会ってきましたが、その人が望む変化は様々です。

  • 一先ず誰かに聞いてもらいたい。
  • 目の前の現象をどうにかしたい
  • 生き方を見つけたい
  • 自分の可能性を花開かせたい
  • 悟りを追求したい

 

目の前の人が望む変化を提供できるようになるべく、これからも勉強が必要です。

「着物」のあるライフスタイル

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みなさん、日本の民族衣装である着物、自分で着れますか〜?

 

友人から聞いたのですが、

あるお寺の住職さんのお話で、「民族衣装の中で、自分の国の民族衣装を着れないのは日本人くらいだ。」と言われたそう。

それを聞いた友人は、「ギクっ、それ私の事だ!!着れるようにならなければ!!」と思ったそうです。

今、私の着付けの先生をご紹介し、5人で着付け教室で練習しています。

 

 

私が着物を着るようになったきっかけは、ある新しい教育技術を開発した韓国人との出会いでした。

日本人が語るのではなく日本の外から語られる、日本の魅力や日本の可能性を聞く中で、私は初めて「日本の歴史」や「その歴史の中で見せた日本の精神性の高さ」に驚かされました。

 

日本人なのに全く知らない歴史がそこにはあり、日本人の観点で見ようとしても見えない秘めた可能性に溢れていました。

私はその瞬間、「もっと日本を知りたい!」「日本人としてプライドを持って、世界に出て行けるようになろう!」と決めました。

 

日本を知る事に関しては、着物を着るというアクションだけでは不十分だけど、和への興味や関心を持つ事を通して、今まで以上に日本の精神性の高さ、悟りのあるライフスタイルに驚いています。

 

魂深く根付いているこの精神性は、この物質文明が終わり、心の時代に向かう今、商品として出していける程のものです。

 

ただ着物を着るだけではなく、その姿勢態度も含め日本人として世界にメッセージを発信することができるくらいの研ぎすまされたシャープさを持つ日本女性って、素敵すぎません?

 

偉人の隣には、その人を支える賢い女性がいたと言われます。

昔の名立たる侍の隣にももちろん、今も語り継がれる程の賢い女性がいました。

 

日本女性として、誰かの・西洋のものまねで生きるのではなく、勇気をもって自分の目で本物を選択し実践していくことができる人達を、新しい教育を道具にこの時代に量産していきます。

 

「間」で生きる生き方へ

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日本という国には、「間」のアートがたくさんあります。

日本画は空間の美そのものであり、

茶道・華道・武道の世界は悟りの世界そのもの。

普段使っている日本語・漢字の中にも、実はかなり深い悟りの世界があるのです。

 

 

日本には、本来悟りの世界と通じる教育や文化、行事などがたくさんありましたが、やはり深い世界は継承されづらいもの・・。

本来の意味は失われ、形だけの継承に留まっているものがとても多いです。

 

 

この時代に、昔のままの文化をそのまま取り戻す事ができる!とも思いませんが、私は1日の中に「間」をつくるLifestyleが今こそ必要だと思っています。

 

和食を作る、その心を込めて料理する時間。

簡単に着れる洋服ではなく、敢えて着物を着ようとするその時間。

家族で食卓を囲み、1日の疲れをアウトプットし合い、明日また頑張れるためのスタートを切る、その時間。

色々な大事な時間が失われている今、まず1日の中に少しでも「間」を作ることを通して一人一人の意識空間に、本来考えるべき事を考える事ができる「間」を作りたい。

その「間」の時間ができることを通して、自分の心が本当に喜ぶ事を選択したり、Lifestyleを見直し自分の生きたい生き方へと繋がる選択へと切り替えていく事ができるのではないか?と思っています。

 

情報化社会である今、求めなくても多くの情報が溢れ、どの情報が正しいか?判断し取捨選択する能力がないと、情報に操作され右往左往してしまう時代。

正しい情報は隠され、問題意識を持って探し求めないと知る事ができない、そんな時代。

情報をストップし、自分自身の生き方を振り返り見つめる時間を持つ事は、現代社会にとって、簡単なようでとても難しいものです。

 

今まで通りに何も変化せずに生き続けていたら、気付いた時には隣の席にAIがいて、自分の仕事がなくなる!なんて事も、もうそう遠い話ではないと思います。

 

AIが台頭してくるこれからの時代にとって、「人間がどのように生きるのか?」は世界的な問題となっています。

 

これからは、物質の時代ではなく心の時代へ確実に移行していっていますし、アメリカの大手企業は、今マインドフルネスを自社に取り入れていっています。

心の世界と言えば、本来は東洋の得意分野です。

そして、深い精神性が世界一根付いているのが、日本です。

 

私は、その日本の精神性からくる生き方を形にし、世界に発信していくこと。そしてその生き方を、人間として生きる上でのスタンダードにしていくことを目指して、認識技術を道具に多くの出会いを繰り返していきたいと思っています。